読み書き散々書き散らすブログ

小説、アニメ、コミック等の感想ブログ。最近は「ひぐらしのなく頃に業」の感想と考察多め。Twitterアカウントは@RadRiddle です

ひぐらしのなく頃に第1話、第2話(2020年版アニメ)考察

視聴メモと考察を兼ねた覚書です。
気になった箇所をつらつらと書いています。

 

ひぐらしのなく頃に(原作・コミック版)と、姉妹作であるうみねこのなく頃に(こちらも原作・コミック版)のネタバレをかなり含みますのでそちらを避けたい方はブラウザバック推奨。

 

 

  1. 今回の舞台について
    うみねこ風に表現すると「だれかのゲーム盤」での出来事であり、ベルンカステルVSどこかの魔女(ここについてははっきりしないので保留)のゲームを見せられるのではないか。
    ・問題は対戦相手がだれかだが、ラムダデルタかアウローラになるのだろうかと思う

  2. 第1話、第2話を見ていて気になったこと
    ・富竹へのスパイ発言
     ⇒圭一の勘が良すぎる。記憶の継承が行われている可能性がある

    ・ゴミ捨て場(宝物の山)の描写。
    ⇒圭一が寝転んだバスの上に血痕があるように見える。圭一に声をかけられたときのレナの焦り具合とケンタくん人形の梱包の手際の良さから、すでに誰かを殺して解体している世界である可能性がある
    (2020/10/31追記・開始)

     

    ・体育の時間、鬼ごっこの描写
     ⇒鬼騙し編である以上、伏線である可能性が高い。鬼のふりをしていた魅音は、真魅音(いままでのひぐらしで言うところの詩音、ぐぎゃる人)の可能性がある。鬼を背負うもののフリ、つまり魅音のフリをしていると解釈できる。綿流しのお祭りで沙都子に執着していたことや、圭一へのさばけた態度(恋愛感情がなさそう。魅音ならもっとうじうじしていそう)なところも引っかかる
     ⇒体操服の襟の色。男女とは関わりなく青、赤で色分けされている。何かの伏線か? 殺人に手を染める人とそうでない人、またはゲームマスターの駒になっている人(上位世界からの介入がある人)とそうでない人の違い?

    (2020/10/31追記・開始)
    ※青い体操服を着ているのは男子と沙都子と魅音。沙都子は悟史のお下がりを着ているのかも? ただ魅音が謎。身長的に男物しか入らなかった? 魅音に兄がいる? ただ、兄がいれば跡目問題もなさそうだし魅音と詩音の扱いも変わっているような気がするのでなさそうかな? ここはよく見ると旧作ひぐらしの原作でも襟が青かったので特に意味はなさそう

     (2020/10/31追記・おわり)


    ・日常描写で執拗に月日と「日直」を描いた黒板が映されること
     ⇒たしか、魅音と沙都子が日直になっていたように思う(後で再視聴して確認したいが)。ひぐらしは麻雀の牌が足りないなどのさりげない伏線を入れてくることがあるので、これも「今回のキーパーソン」を示しているかもしれない。

    ・EDのカレンダーの描写
     ⇒血に塗れた世界を繰り返してきたことの象徴なのは明らかだが、その事自体の業を示しているようにも見える。
     ⇒梨花には数多の世界で仲間を見捨て、諦めてきた事実がある。「この世界のレナには用がない(罪滅し編)」などと発言して疑心暗鬼を煽ったこともある。いくら世界を変えてやり直せたとしても、力を尽くさずに仲間を見捨てた事実は残る。(梨花には酷だが。)これがトリガーとなり今回のアニメでは惨劇がおこるのかもしれない。
     ⇒この世界はループしているのか、平行世界に移動しているだけなのか。平行世界に移動しているだけだったはずなので、残してきた世界の人々の苦しみと死の分だけ梨花と羽入は業を背負っていることになる。罪がなかったことになっていない。

    ・レナが圭一にナタを振りかぶっていること
     ⇒記憶の継承が行われ、撲殺された記憶があるため先手を打とうとした? 今までの世界で殺されてきたことへの恨み?
    (2020/11/1追記・開始)
     ⇒このシーンの「レナの影」、圭一が前を向いているときには「ナタを振りかぶっている」のに振り向いてレナを突き飛ばそうとした直前には「ナタを振りかぶった影」が消えている。圭一が発症しかけている証拠になるか?
    (2020/11/1追記・おわり)

    梨花が聖ルチーアの制服を着ていること
     ⇒沙都子のような影がEDでリボンを外しているところを見ると、沙都子とルチーアに入学した後に何かがあった可能性がある。
     ⇒その他、可能性は低いかもしれないが、EDでリボンを外している影は髪を切った詩音の可能性もあるか?(中高大一貫校であれば梨花と同時に在籍する可能性はある。また、魅音と詩音の取り違いを避けるために詩音の髪を切った世界だとすれば、双子の取り違えは起こらず、魅音が真魅音であることとの整合性も取れる。(双子の話はややこしいな)

  3. ラムダデルタの正体について
    うみねこ関連の考察サイトでは「ラムダデルタ=34=高野三四」なのではないかとする説が主流
    (疑問点)
     ⇒ラムダデルタと三四の性格はかなり違うことがひっかかっていた。
     ⇒梨花が憎んでいた対象である三四がラムダだった場合、うみねこにおいてベルンカステルとラムダデルタがあんなにも仲よさげにしていることと矛盾が起こる。
    (考察)
    ラムダデルタは沙都子が変質したものではないか?
     ⇒ラムダは「絶対」の魔女であるが、沙都子は作中で「にーにーは絶対に帰ってくる」と言ったことがあったはず(若干うろ覚えだが。)また、「絶対にひとりを殺す」の「ひとり」の対象がおばである可能性もある(間接的にではあるが、おばの死の実行者からすれば、沙都子を守ることが殺人の強い動機になっていた)
     ⇒媒体によっては、ラムダに八重歯が描かれていることもある。
     ⇒梨花が沙都子にびっくり箱で一矢報いている場面は、鬼隠し編にはなかった。これもヒントになるか?

 

あとから見返すと大外れかもしれないが、覚書としておく。

今回のゲームはXYZのルールがかなり変わっているような気がするので、旧作視聴者ほど騙されるのかもしれない。

 
(2020/10/31追記)

※旧作ひぐらしの鬼隠しをさらっと復習したい人には現時点で期間限定?でKindle Unlimited対象になっている星海社発行の文庫版かコミック版(Kindle Unlimited対象じゃないけど)をおすすめします。ここまでブログを読んでくださった方には既知の情報かもしれませんが備忘を兼ねて記載しておきます。

もちろん原作をやるのが一番良いとは思うんですが時間がなかったり考察はしないがさらっと内容を確認したい人には向いているんじゃないかなと。コミックスの方はスクエニのアプリ「マンガUP!」で広告視聴を駆使しながら読むと無料かつ数日で読み終わったのでおすすめです。(ググってみてください)※期間限定だったため2020/11/4では掲載終了している模様

 ただ、無料で読みすすめると数日後には読めなくなってしまう(読める期間に限りがある)ので繰り返し読みたい人や手元においておきたい人には書籍もおすすめです。